過去の「家づくり雑記帖」

 
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木の見どころ
2014-07-23
 前回のブログでも少し触れていますが、当社の事務所入口の上部にあるシャッターボックスの目隠しパネルのお話です。

画像をみていただくと、スチール製の門方フレームの中に、木製パネルが納められているのがお解かりになるでしょうか?

「木と金属と色の響きあい」を感じていただければうれしいのですが、
 
木製パネルの樹種は、「サペリマホガニー」、西アフリカ産の木材です。
 
赤味の材色で腐食に強く、会社の顔に相応しい、風格のある木材として選択されました。
 
「サペリマホガニーの赤」、「スチールフレームの青」、「会社銘板の真鍮の黄」のコントラストを意識したデザインです。
 
 パネルを見ていただくと部位によって、木目が異なるのが見てとれますでしょうか?
 
木材は、「木取り」といって、板材であれば、その木材の場所によって、おおまかに「板目」、「柾目」、「追柾目」と取れます。
 
今回の場合には、パネルのデザインに合わせてそれぞれが配置されています。
 
木材に限ったことではありませんが、材料はその扱い方で印象が大きく異なります。
 
材料のアンサンブル(組合せ)は、設計者の意図に拠るところが大きいですが、
 
実際の木取りや加工精度、時間に耐える為の工夫など、
 
それほど大きくない木製パネルですが、携わった方のたくさんの知恵や技術が集積されています。
 
 
木取り
2014-08-06
 前回のブログで少し触れましたが、今回は「木取り」についてです。

「きどり」と読みますが、一本の木のどの部分をどのように使用するか、また、今回の画像のように一枚の原板を使用して目的のものを加工する際に、どの部分をどこへ使用するか考えて、長さや幅を決める作業のことを指します。大工さんは、これから作成するものをイメージしながら木取りを行うわけです。

 画像の写真は、「木取り」の様子です。
 
当社で常備在庫している「米松の柾目脱脂乾燥材」(米松の柾目取りの乾燥したヤニぬき材の意で、木材市場では‘ピーラー’で通っています)の加工前の原板を長さと幅を仕上げる寸法より少し大きく加工しているところです。
 
 まだ、表面は、挽きっぱなしのガサガサの状態ですが、当社の住宅では、削ってカンナがけをして、枠廻りや敷居、鴨居など(造作材といいます)、手や足が直接触れる部分に使用したりしています。
 
 北米産(カナダ)の材料ですが、原木は直径が80cmぐらいで、大きいものは、1mにもなる樹種です。

 良く木目が詰まった柾目の良材が原板として製材できる為、造作材に使用するには、加工もし易く狂いも少ないという性質もあるので、当社では長年に渡って使用しています。
 
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