畳一枚分を面積の単位として用いるとても良い尺度が、日本にはあります。
4畳半、6畳、8畳、
部屋の大きさを感覚的に理解するのにとても役にたちます。
でも、間取りを考える際にはこれが障壁になるケースが多いと感じられます。
4畳半では狭い、6畳は使いにくい、8畳ぐらいないと部屋にならない。
こんな具合に思い込みがちです。
私には、こういった家のつくり方は、とても不自由に思えてしかたありません。
小さな部屋を繋げていくのが間取りと考えずに、
大きな空間に場所を見つけていくような感覚で住むことができないでしょうか?
想像してみてください…
広い芝生が広がっているだけののところに、一枚のキレイな布が敷かれると…
身体の延長になった場所が生れます。
それが、居場所なのです。
壁で囲われたプライベートな部分は、最低限で大丈夫、
たくさんの居場所を探すことが家づくりの醍醐味です。
さあ、間取りを超えましょう!